事業内容紹介

事業案内

教育ファームとは

農林水産省が提唱する「教育ファーム」は、生産者(農林漁業者)の指導を受けながら、作物を育てるところから食べるところまで一貫した「本物体験」の機会を提供する取組みです。体験を通して自然の力やそれを生かす生産者の知恵と工夫を学び、生産者の苦労や喜び、食べものの大切さを実感をもって知ることが目的です。

※一連の農作業等の体験→体験者が、実際に農林水産業を営んでいる方の指導を受け、同一作物について2つ以上の作業を年間2日以上の期間行うことを指します。

以上の事業コンセプトを「高槻流」にアレンジしたのが「高槻わくわくファーム」です。テーマは「とかいなか原☆子ども農活!」。子どもたちの「第2のふるさと」である原地区では遊休地7反の解消に向け、現在2反の耕作地化が進んでいます。子どもたちは、そのうち1アールのほ場での活動を通じ、農業と里山の環境が密接な関係にあることを理解し保全活動に貢献することを目的に活動しています。
2009年度は高槻市教育委員会より協力を頂き、高槻市内の全小学校(41校、3~6年生児童)へ参加者募集チラシを配布しました。その結果、年間プログラムとして募集展開(年間パス会員制)、参加者は60名で実施されました。

「高槻わくわくファーム」のコンセプト

自然とふれあうきっかけ作り

子どもたちに日頃経験できない自然体験の場を作り、自然の恵みや摂理を学ぶ機会をつくっています。

仲間を大切にすることを学ぶ

自然から学ぶことは、学校で教えられないことばかり。また、自然は私たちに、仲間と協力することの大切さや、忍耐力、思いやりの気持ちなどを教えてくれます。自然体験を通じ、子どもたちの仲間づくりを支援し「子どもだけの遊び場」を作っています。

高槻の「食」から「生命(いのち)」を感じる

自然の恵みは「水」と「土」。そして、生産者の苦労があって、私たちは食べ物を口にしています。「食」を学ぶことは、食べ物への感謝の気持ちにつながっています。地元で採れた農作物の生産、収穫や調理を通じ、子どもたちに「食べることは生命をいただく」ことだということを伝えています。

地域の人、歴史、文化を知り、伝えていく

地域の専門家や地域の方より全面協力を頂いています。子どもたちにとって日頃経験できないことばかりです。大人と交流する機会が減り、地域への理解が低くなりつつある今、高槻の自然、歴史や文化を見つめ直し、子どもたちへ残し伝えていくことが必要です。

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