ノートについて

ロゴマーク

真っ白な「心のノート」に
子どもたちにnoteの活動を通じて
体験することを書きとめてほしい。

ノートロゴマーク

大人になった時にその「ノート」を開き、あの時何を感じ学んだのか、思い出し、正しい道を選ぶ指針にしてほしい。

noteは漢字で書くと「農人」と書き、英語では「音」を表します。

私たちnoteは農業と音楽を通じて子どもたちと正面から接し、語り合い、成長していきたいと考えています。ノートは、人と人とのかかわりを大切にし青少年が抱える問題を一緒に考えサポートしていくことで「多世代間交流のまちづくり」に貢献します。

設立趣旨書

このような思いで
「note(ノート)」は設立しました

最近、青少年・親の未成熟・高齢者の問題等、世代ごとの問題がクローズアップされていますが、各世代間で考えるだけにとどまり、すべての世代に通じた解決策を見出せない状況にあります。

そこでノート(旧アダージョ)は、年齢の違ういろいろな世代の人が集まり、ふれあい、考え、新たなものを創り上げていく場を通じて、孤立した世代間の壁をとりはらい「世代」という枠をつけない新たなコミュニケーションが生まれればと考えます。

「核家族」という状況下では、他世代と触れ合う機会も少なく、「他人は他人」という意識で人間関係が疎遠になり、むしろ人と関わることが難しくなりつつあります。青少年をとり巻く地域社会のネットワークを作る動きも、地域の中で他世代と触れ合う「大家族」を求めているのでしょう。

しかし、地域では高齢化社会が着実に進み、青年層の力なくしては発展が難しい状況にあります。そのなかで無理なく人々が顔を合わせ知り合い、共通の話題を持つことができ、お互いを認め合う「きっかけ」になればと考えます。大きな問題の解決は小さな一歩からはじまります。

平成13年度に大阪府内で不登校を理由に学校を休んだ小中学生が、前年度比602人増の1万4243人に達し過去最高を更新しました。(文部科学省、学校基本調査速報より)これまで不登校児童・生徒への対策が講じられてきましたが、不登校の増加に歯止めがかからなくなっていることで、文部科学省はこれまでの対策を見直すそうです。このように、行政や学校だけでは不登校問題のよい解決策が見つからなくなっています。

わたしたちは社会問題となっている「不登校」に焦点をおき、また、不登校になった家庭だけでなく、広くこどもたちを取り巻く市民一人ひとりが参加していくことが必要です。子どもから大人まで多世代が関わることで問題を共有し、解決に向けて一緒に行動していくことができるのです。

ここに、私たちはノートを設立します。

ノートは、「青少年の健全育成」を柱とし、学校・教育機関と連携し不登校児童・生徒へのサポート、「子育て」を多世代にわたって共に考えていく会の発足、さらに青少年主体の文化活動を支援し、多世代の文化活動を行うことで、「多世代間交流のまちづくりの推進」に取り組みます。

よって、行政や学校をつなぐ目的とし、特に、次代を担う青少年が抱えている問題を解決するために、サポート・提案すべく特定非営利活動法人(NPO法人)格が必要なのです。